業務用エアコンの種類比較ガイド
業務用エアコンには大きく分けて「天井カセット型」「壁掛け型」「床置き型」「天井吊り型」があります。それぞれの特徴・メリット・デメリットを比較し、用途に応じた選び方をご説明します。
| 種類 | 設置費用 | スペース効率 | メンテナンス | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| 天井カセット(4方向) | 高 | 普通 | オフィス・店舗 | |
| 天井カセット(2方向) | 中 | 普通 | 廊下・個室 | |
| 壁掛け型 | 低 | 簡単 | 小規模・学校 | |
| 床置き型 | 中 | 簡単 | 工場・倉庫 | |
| 天井吊り型 | 高 | 難しい | 大型施設 |
※「設置費用」の高・中・低は形状どうしの大まかな比較で、金額の目安ではありません。金額は機種・馬力・設置条件で変わるため、業者の見積もりで確認してください。馬力別の専門店の掲載価格は早見インデックスに出典とあわせて掲載しています。
天井カセット型(4方向)
天井に埋め込み、4方向に均等に風を送るタイプです。業務用の主流となっています。
メリット
- 部屋全体を均一に冷暖房できる
- 天井埋め込みでスペースを有効活用
- 天井面に収まり、外観がすっきりする
- 大風量で広い空間に対応
デメリット
- 設置に天井開口工事が必要
- 工事費が他のタイプより高め
- 天井高が2.5m以上必要
おすすめ用途
オフィス・飲食店・小売店舗・クリニック
天井カセット型(2方向)
2方向に風を送るコンパクトなカセット型です。廊下や細長い空間に適しています。
メリット
- 細長い空間に適した気流設計
- 4方向より設置コストが低め
- 本体が小さく、天井開口も小さく抑えられる
デメリット
- 広い空間では温度むらが出やすい
- 対応エリアが限られる
おすすめ用途
廊下・細長い店舗・個室・クリニック廊下
壁掛け型
壁に取り付ける標準的なタイプです。家庭用エアコンを大型化した形状です。
メリット
- 設置工事が簡単で低コスト
- 天井工事が不要
- メンテナンスがしやすい
- 移設・交換が比較的容易
デメリット
- 壁面スペースを占有する
- 風向が偏りやすい
- 大容量モデルは外観が目立つ
おすすめ用途
小規模店舗・事務所・バックヤード・学校教室
床置き型
床置きまたは低い位置に設置するタイプです。床面から直接暖気・冷気を送ります。
メリット
- 暖房時に足元から暖かくできる
- 天井・壁工事が不要
- 設置場所の自由度が高い
- 高天井の工場・倉庫に対応
デメリット
- 床面積を占有する
- 冷房時は冷気が足元に溜まりやすい
- 見た目が大型で圧迫感がある
おすすめ用途
工場・倉庫・ショールーム・ホテルロビー
天井吊り型
天井から吊り下げて設置するタイプです。高天井の大空間に適しています。
メリット
- 高天井の大空間に対応
- 床面を占有しない
- 大容量モデルの選択肢が多い
デメリット
- 設置に専門的な工事が必要
- 工事費が高い
- メンテナンスに高所作業が必要
おすすめ用途
工場・倉庫・体育館・大型倉庫型小売店
形ごとの詳しいページ
形ごとに、各社の公式名称・形式と特長を、メーカー公式ページをもとに個別に解説しています。
- 天井カセット1方向の業務用エアコン|壁際・窓際・下がり天井に設置できる形
- 小容量の天井カセット4方向|620mmパネルで小部屋向け(日立てんかせJr.・三菱重工FDTC)
- 天井埋込ダクト形・ビルトイン形の業務用エアコン|室内機を隠す設置と静圧・天井ふところ
- 天井カセット4方向の業務用エアコン|各社の名称・形式と高天井・気流の機能
- 天井カセット2方向の業務用エアコン|細長い部屋・廊下向けの形と各社の特長
- 壁掛け形の業務用エアコン|天井工事なしで付けられる形と各社の特長
- 天井吊り形の業務用エアコン|高天井・大空間向けの気流と各社の特長
- 床置き形の業務用エアコン|天井に付けられない場所の選択肢と各社の特長
- 厨房用の業務用エアコン|天吊耐油形のフィルター・ステンレスボディと設置の注意
機種タイプの選定に迷う場合は、専門業者へのご相談をおすすめします
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