オフィス向け業務用エアコンの選び方
オフィスでは、従業員の快適性と生産性に直結する空調環境が求められます。在室人数の変動、OA機器の発熱、窓際と室内中央部の温度差など、オフィス特有の課題に対応した空調計画が重要です。
この業種に特有の空調課題
- •席ごとの温度差(寒い・暑い)の解消
- •OA機器・サーバーの発熱への対応
- •在室人数の変動に対応した制御
- •省エネ規制(建築物省エネ法)への対応
- •リモートワーク普及による稼働パターンの変化
推奨される空調対策
- →個別制御が可能なマルチエアコンシステムを採用する
- →人感センサーと連動し、在室時のみ効率的に運転する
- →BEMS(ビルエネルギー管理システム)と連携する
- →窓際はペリメーター空調により外気負荷に対応する
- →全熱交換型換気システムを併用し、省エネ換気を行う
費用について
設置費用は、広さ・必要な馬力・台数・設置条件で大きく変わります。金額は業者の見積もりで確認してください。メーカー公表の目安は費用相場ガイド、馬力別の専門店の掲載価格は早見インデックスに出典とあわせて掲載しています。
よくある質問
Q.オフィスの省エネ基準はどのようなものですか?
A.建築物省エネ法により、延床面積2,000平方メートル以上のオフィスは省エネ性能基準を満たす必要があります。ZEB(Net Zero Energy Building)認定を目指す企業も増えており、高効率空調設備の採用が評価されます。
Q.テレワーク普及後、オフィスのエアコンはどのように運用すべきですか?
A.在室人数が減った現在、センサー制御やスケジュール制御の活用が重要です。不要な時間帯の空調を停止する、使用エリアを絞って運転するなどの方法により、大幅な省エネが可能です。
Q.サーバールームの空調は通常と違いますか?
A.サーバールームは24時間高負荷での運転が必要なため、専用の精密空調を設置します。冗長化(バックアップ機器の設置)も重要です。停電対策として、UPSとの連携もご検討ください。